学生教育への係わり

後進を育てるのは医療従事者として当然の責任です。よい人材を育てれば、その人材が良い社会を作ってくれる、すなわち学生教育という人材育成を通じた社会貢献ともいえます。 実務実習、早期体験学習、OSCE評価者、アドバンスト実習、さらには大学の非常勤講師や専任教員として活躍する社員もいます。学生教育への係わりを本社の担当課(教育研修3課)が統括し、大学や薬剤師会などとの調整、社員への情報提供や支援を行っています。

実務実習

全国の薬局で複数大学から数多くの学生実習を受け入れています。認定実務実習指導薬剤師は60名を超えます(平成22年7月時点)。現場で指導に当たる社員を本社からサポートする体制も整えています。 社内アンケートの結果、87%の社員が実務実習に係ることで自分自身も成長できると回答していました。時には指導し、時には共に学ぶ。お互いに実りある11週間にしたい、それが当社の想いです。

自分の成長につながると思う YES87%

受け入れ実習生数70名超

※平成22年度実績

早期体験学習

入学間もない1年生にまずは現場の雰囲気を知ってもらい、大学6年間の勉学へのモチベーションを高めてもらう目的で実施されるのが早期体験学習。これにも当社は積極的に係わっています。数時間から1日程度の体験の中で、薬局や薬剤師を少しでも身近に感じて、自分の将来の姿を想像くれることを期待して、社員が熱い想いを学生さんに伝えます。もちろん簡単な薬剤師業務体験もしてもらいます。当社での体験が少しでも大学生活の糧になればうれしいです。

アドバンスト実習

実務実習では学びきれないものをじっくり習得していただく、そして問題発見・問題解決を目指した取り組みを行っていただく、そんな実習を心掛けています。卒業研究も面倒見ます。当社には大学教員経験者もいますから、実習薬局と本社と両方から学生さんに実りある実習を提供します。

インターンシップ

当社ではインターンシップも積極的に受け入れています。薬局薬剤師の仕事を知っていただく、ファーコスという会社を知っていただく、そして何よりも医療人としての適性や将来の働き方など自分自身を知るその良い機会になればと思っています。

学生指導に携わる社員の声

山崎 克弥(東部第5ブロック長)

富澤 崇(人事部教育研修3課)

富澤(以下、T):山崎さんはブロック長としての業務の傍ら学生教育にもかなり積極的に係わってらっしゃいますよね。

山崎(以下、Y):はい。私は千葉と茨城にある9つの薬局のマネージャーとして日々業務をこなしていますが、各薬局でお受けしている学生実習にも係わっています。もちろん各薬局の認定実務実習指導薬剤師の資格を持つ社員や他のスタッフが実地に学生さんの指導に当たっていますが。

T:大学や薬剤師会との連携に奔走されていると聞いていますが。

Y:学生さんを直接指導することもありますが、主には大学や薬剤師会との情報交換や実習受け入れ体制の整備などに係わっていますね。県の薬剤師会の委員も務めています。

T:なるほど。そうすると当社で行われる薬局実習のみならず、地域の薬局と学生さんにとってよりよい実習となるような仕組み作りに係わっていらっしゃるということですね。

Y:そうですね。ところで富澤さんは教育研修3課という立場で全国の薬局で行われている学生教育を統括しているわけですよね。

T:はい。6年制実務実習のために本社に新たに組織された課といっても過言ではありませんね。そこでは当社が係わる学生教育全般を統括し、各薬局への支援を行っています。

Y:富澤さんはかつて薬局実務実習担当教員として学生を実習施設に送り出す側でしたが、今はその逆。双方の立場が理解できてまさに学生実習のプロですね。

T:(笑)ありがとうございます。早期体験学習やOSCEなども担当していましたからそのころの経験が今は逆の立場で生かせていますね。なによりも学生さんの気持ちがよくわかりますから、指導に当たる社員に的確なアドバイスができると思います。

Y:ではそのプロの目から見て、会社が学生教育に係わっていくことについてどのようにお考えですか。

T: 6年制卒の学生さんがその能力を存分に発揮できる社会の受け皿を作っていくことが急務だと思います。そして6年制教育は大学だけで完結するものではなく、社会も一体となって、特に高学年では大学と社会がオーバーラップして教育に係わっていく必要があると思います。そのため積極的に学生教育に参画する姿勢を企業が持つことはとても大切であると考えています。だから山崎さんも会社の垣根を越えて地域でがんばっていらっしゃるのだと思います。

Y:現場と本社と立場は違いますが、お互い未来の薬剤師のために力を発揮していきたいですね。

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